減便だけじゃない 運賃も“値上げ”へ 北海道中央バス…25市町村68路線で平均2割UP 利用者からは「お小遣いが減っちゃう」と悲鳴も
UHB 北海道文化放送
北海道中央バスは2024年12月からの運賃値上げを、北海道運輸局に申請しました。暮らしへの影響は避けられません。 北海道中央バスが値上げを申請したのは、札幌市南区や手稲区、清田区のほか、石狩市、小樽市など25市町村で全路線の約3割にあたる68路線です。 平均2割程度値上げされ、初乗り運賃は現在の200円から240円になる見込みです。
また、札幌市内の均一運賃区間でも30円値上げします。 「月に何十回も行く場所があるので大変。減便もつらかったのにダブルパンチ」 「運賃が上がったら、お小遣いが減っちゃいます。悲しい」(いずれもバス利用者) 値上げの理由はバス運転手不足を是正するため、人材確保や待遇改善を行うとしています。 北海道中央バスでは平均で約3.7パーセントの賃上げを行うことを決めました。 世帯主で平均月額1万2000円の増額となります。 相次ぐバスの減便や運賃の値上げについて、鈴木直道北海道知事は…
「バス路線の状況を注視し、引き続き運行経費に対する支援や運転手の確保に取り組むことなどを、関係者と連携協力しながら地域交通の確保に向けた取り組みを推進していく」(鈴木 直道 北海道知事) 北海道中央バスの運賃の値上げは2007年以来となります。 さらに今後、千歳市や北広島市、岩見沢市の他の路線でも、自治体と協議した上で運賃を値上げする方針だということです。
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