とんでもない才能! 欧州で大活躍する10代の逸材(6)夏のビッグクラブ入り確実? CL常連で輝くファイター
優秀な若い才能は早いうちにビッグクラブのスカウトの目に留まり、10代で一流クラブでデビューする選手も多くいる。そして、トップチームでもその才能を発揮して価値を高める選手も少なくない。今回は、いま欧州で大活躍している10代の逸材をピックアップして紹介する。※成績は15日時点の『transfermarkt』を参照。各種スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照
MF: ジョアン・ネヴィス(ポルトガル代表) 生年月日:2004年9月27日 所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル) 23/24リーグ戦成績:21試合2ゴール1アシスト 市場価値:4500万ユーロ(約63億円) ポルトガルでプレーするジョアン・ネヴィスは、今夏のビッグクラブ行きが噂される若手有望株の1人だ。 12歳でベンフィカの下部組織に加入したネヴィスは、2022年12月にトップチームに昇格すると、22/23シーズンの第14節ブラガ戦でリーグ戦デビューを果たした。2年目の今季はリーグ開幕戦からスタメン出場を果たし、21試合に出場している。 若きポルトガル代表は、守備的MFとして起用されることが多いが、攻撃でも貢献できるのが魅力的な選手だ。身長174cmと他選手と比較して特段サイズがあるわけではないが球際に強く、アグレッシブな守備で相手の攻撃の芽を潰し、味方に良質なパスを供給する。タイミングを見計らった攻撃参加で高い位置でパスを貰ってシュートを打つこともあり、中盤に必要な攻撃と守備の能力をバランスよく兼ね備えた選手だと言えるだろう。経験値を積んでいけばロドリ(マンチェスター・シティ)とヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)を足して2で割ったようなビッグプレイヤーになるかもしれない。 先日英メディア『デイリーメール』は、UEFAヨーロッパ・リーグ(EL)のトゥールーズ戦の前に「来季もベンフィカに残るか」と尋ねられたネヴェスが質問に対する明言を避けたことから、今夏ステップアップを果たす可能性が高いことを伝え、その移籍先の候補としてマンチェスター・ユナイテッドが有力だと報じている。19歳のファイターは夏にどんな決断をするのだろうか。
フットボールチャンネル