雪像 見に来て! 富山の神通碧小児童・楡原中学生制作、2月3・4日のスノーフェスタで展示
富山市の神通碧(みどり)小学校と楡原中学校の児童生徒が30日、同市割山(細入)の割山森林公園天湖森で、雪像作りに挑戦した。完成した雪像は2月3、4の両日に天湖森で開かれるイベント「スノーフェスタ」で展示する。児童生徒は「たくさんの人に見てほしい」との思いを込め、協力して作業を進めた。 スノーフェスタは、天湖森を管理している株式会社「ほそいり」が、冬の細入地域の魅力を知ってもらおうと昨年始めた。今年は細入自治会連合会が協力し、県が中山間地で進める事業の一環として実施する。 雪像作りには、ユネスコスクール加盟校として地域の活動に積極的に参加している神通碧小の1~6年生41人と楡原中の1、2年生18人が参加。二つのグループに分かれ、高さ3メートルの雪山をシャベルで削り、形を整えていった。色の付いた水でカラフルにして、「ドラえもん」とディズニー映画「アナと雪の女王」に登場する雪だるまのキャラクター「オラフ」を仕上げた。
神通碧小6年の山下遥登(はると)君は「雪山が大きくて大変だったけど、みんなで協力して完成させた」、楡原中2年の藤井真和斗(まなと)さんは「小中学生が一緒に作った雪像を見に、たくさんの人に来てもらいたい」と話した。 スノーフェスタでは、廃材を使ったSDGsかまくらや、まき割り体験があり、鍋などのグルメも並ぶ。