見つけた「自分の居場所」で更なる飛躍を ~北海道日本ハムファイターズ 郡司裕也選手インタビュー
「波乱万丈」と表現した1年を経て郡司選手は、「自分の居場所」を見つけたといいます。 「“打撃型のユーティリティープレーヤー”として生きていくのが一番かなと思います。守るポジションにしても打順にしても、チームが『困ったな』というところに“郡司をはめ込む”、そんな使い勝手のいい選手。 僕はそれでメンタルがぶれたりするタイプじゃないですし、それが僕の強みなので、そういうのを生かしてやっていきたいと思います」 その上で、もちろん更なるレベルアップも図っています。 「打撃面では、来季は長打を増やしたいと思っていて、ホームランをもう少し伸ばして15から20本ぐらい打てればなと思ってます。コーチからは『そのためにバッティングで変えるところはない』と言われていて、必要なのは体を変えて、打球のクオリティを上げること。今季より筋肉量を増やすために、オフはトレーニングと食生活を、もう一回見直していきたいと思っています。」 「守備に関しては、ユーティリティーといっても僕の一番の強みはキャッチャーができることなので(今季は6試合に終わった)キャッチャーの出場数も、来季はちょっと増やしたいなという思いもあります」
「ハイレベルな便利屋」というオンリーワンの存在となるー 9年ぶりのリーグ優勝を狙うファイターズにとって、郡司選手の進化は欠かせません。 「チームにとってもそういう選手がいたほうが絶対楽。来季に向けてまだまだ伸びしろたっぷりだなって自分でも思ってます。優勝目指すチームの“核”になれるように頑張りたいと思います」