英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表 最多ノミネートは『オッペンハイマー』
現地時間1月18日(木)に英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表された。クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が作品賞や監督賞を含む13部門で候補になり、最多ノミネーションを記録した。続いてヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ『哀れなるものたち』が11部門で候補になっている。マスコミや映画ファンを驚かせたのは、ゴールデン・グローブ賞ではノミネーション数でトップを走っていた映画『バービー』。今回は主演女優賞や助演男優賞で候補になったが、作品賞や監督賞ではスルー。5ノミネートに終わった。また日本アニメ『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞の候補になった。 【写真】英国アカデミー賞2023、豪華セレブのレッドカーペットドレス&ブランドを総覧
授賞式が行われるのは現地時間2月18日(日)。ドラマ「ドクター・フー」で人気を集める俳優のデヴィッド・テナントが司会を務めることも話題になっている。アカデミー賞の前哨戦として注目される本賞。誰がトロフィーを手にするのか、楽しみにしたい。 主な部門の候補作&候補者は以下の通り。
*作品賞
『落下の解剖学』 『The Holdovers(原題)』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』
*英国作品賞
『異人たち』 『How To Have Sex(原題)』 『ナポレオン』 『オールド・オーク』 『哀れなるものたち』 『ライ・レーン』 『Saltburn』 『Scrapper(原題)』 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 『The Zone of Interest(原題)』
*非英語作品賞
『実録 マリウポリの20日間』 『落下の解剖学』 『Past Lives(原題)』 『雪山の絆』 『The Zone of Interest(原題)』
*監督賞
アンドリュー・ヘイ 『異人たち』 ジュスティーヌ・トリエ 『落下の解剖学』 アレクサンダー・ペイン 『The Holdovers(原題)』 ブラッドリー・クーパー 『マエストロ:その音楽と愛と』 クリストファー・ノーラン 『オッペンハイマー』 ジョナサン・グレイザー 『The Zone of Interest(原題)』