DeNA・浜口遥大とソフトバンク・三森大貴のトレードは両球団の思惑が合致…DeNAは俊足野手、ソフトは左腕を探していた
DeNAの浜口遥大投手(29)とソフトバンクの三森大貴内野手(25)のトレードが成立し、両球団が23日に発表した。 ◆筒香、お立ち台で絶叫&劇弾にのけぞる牧【写真複数】 DeNAは26年ぶりの日本一を達成したとはいえ、不足する機動力を補う俊足野手の補強を模索していた。三森は青森山田高からドラフト4位で2017年にソフトバンクに入団。俊足と巧打で内外野の複数の守備位置をこなしてきた。22年には102試合に出場して20盗塁をマークし、まだ25歳と若い。今季は25試合にとどまったが、DeNAでは複数のポジションで定位置を争い、現有戦力に刺激を与えることが期待されている。 一方、来季のリーグ連覇を見据えるソフトバンクは手薄な左腕投手の補強を目指していた。浜口は佐賀・三養基高から神奈川大を経て、ドラフト1位で17年にDeNAに入団。力のある速球と独自のチェンジアップで1年目から10勝を挙げた。今季は2軍暮らしも長く2勝4敗に終わったが、日本シリーズでは第2戦と第6戦といずれもリリーフ登板して防御率3・00と日本一に貢献。来季は中継ぎへの転向を直訴していた。ソフトバンクは先発やロングリリーフ要員として期待している。
中日スポーツ