【訃報】西田敏行さん(76)死去 東京・世田谷区の自宅で…映画「釣りバカ日誌」、大ヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」も
ふるさと・福島への思いは強く
福島・郡山市出身の西田さん、2011年に発生した東日本大震災ではふるさとの復興に奔走。 ふるさとへの思いは強く、2011年、東日本大震災の翌月には、被災地へ足を運び、原発による風評被害を受けた福島の野菜や果物などを食べ、先頭に立って安全性をアピールした。 (2011年4月「がんばろうふくしま!地産地消運動」福島・郡山市) 西田敏行: 福島は負けないぞー!どんなこともがあっても負けねーぞ。 西田敏行: 80過ぎたばーちゃんが俺の手握って「帰りてー」、一言言いました。涙が止まりませんでした。 福島を汚したのは誰だ!!!なんだ!!!本当に腹が立ってます。でも、どうか、どうか、みんながふるさとに戻って、そして、もう一度あの美しい、“うつくしまふくしま”を俺たちの手で取り戻そうじゃないですか!!頑張りましょう!! 震災の翌年には、故郷で行われた復興イベントに出席。 (2012年3月11日 震災復興イベント「福魂祭」) 西田敏行: 世界で初の悲しい出来事を体験したんですよ、福島は。だったらそれをジャンプ台にして、世界初のモデルケースになるような復興のコミュニティーを作ろうじゃないですか。福島県民はそういうパワーを元々持ち合わせていますから。がんばりましょう。 そして、50万枚以上を売り上げた自身の大ヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」を披露した。 その演技力とマルチな才能、さらに底抜けに明るいキャラクターで愛された西田敏行さん。 突然の死に悲しみが広がっている。 (「イット!」 10月17日放送より)
イット!