大西桃香 （C）ORICON NewS inc.

　アイドルグループ・AKB48の大西桃香が10日、東京・新橋のアンテナショップ「奈良まほろば館」で、エッセイ『47 の素敵な日本酒』（7日発売／幻冬舎）の発売記念イベントに出席。2月15日に控えるグループ卒業公演に向けた意気込みを語った。 【写真】肩チラ見せ！彼女感あふれる大西桃香 　大西は昨年10月にグループからの卒業を発表し、今月15日に行われるAKB48劇場での公演をもって、チーム8奈良県代表として加入してから約10年のアイドル人生に終止符を打つ。 　5日後に卒業公演を控える中でのイベント。「卒業後は1ヶ月半ほどお休みをいただいて、4月3日から活動を再開するんです。再開後のお仕事も徐々に決まってきているので、まずは15日が区切りになります」と報告。現在は「その卒業公演を気持ちよく迎えられるように心の準備をしたり、練習に励む毎日です」と笑顔を見せた。 　続けて「ずっとグループの中の一員としてやってきて、これからは一人になる。今までは実感がなくて想像できなかった」と卒業発表以降の心境と回顧。しかし「1月にやった舞台（『咎人の刻印～レミニセンス～』）のときに、すごく褒めていただけたんです。ファンのみなさんからも、共演したみなさんからも。私はずっと自分に自信がなくて『私なんか…』って考えるタイプだったんですけど、そこで自信がついた。なので、今は一人でやっていくことに不安はなく、すごく明るい気持ちで卒業を迎えられそうです」と前を向いた。 　本書は、大西が2021年から『幻冬舎plus』で連載しているエッセイ『NiHonShu47 47の素敵な日本酒』の書籍化。奈良市観光大使としての活動の中で日本酒に出会った大西が、47都道府県それぞれの日本酒を1本ずつ紹介する1冊となっている。連載用写真のアザーカットや、本書のために東京・浅草で撮りおろしたカットなども収録。大西と飲み歩きデートをしているかのような自然な表情が楽しめるほか、日本酒データベースとしても活用できる。 　取材会の冒頭では、「文字を書くのも初めての経験で、すごく感慨深い」としみじみ。完成版を手にしながら「まず、活字がいっぱいだ！って（笑）。でも、これを全部自分がやってきたんですよね」と達成感を噛み締め、「私は20歳になって初めて飲んだお酒が、奈良の日本酒だったんです。なので、グループを卒業したときにも、せっかくなら同じお酒で乾杯したい」と期待も口にした。