10億円が当選したという名目で、振り込み手数料を要求する特殊詐欺被害を防いだ大分県竹田市のコンビニ店員に警察から感謝状が贈られました。 【写真を見る】10億円当選名目の詐欺被害を防ぐ　当選メールを見たパート従業員の女性がとっさの判断　大分 竹田警察署から感謝状が贈られたのは竹田市玉来のパート従業員、工藤あゆみさん（53）です。 工藤さんは4月15日、勤務先のローソン竹田飛田川店で、来店した80代女性から電子マネーの購入方法について、相談を受けました。女性に届いていた10億円が当たったというメールを見た工藤さんは、すぐに警察に通報、被害を防ぎました。 （工藤あゆみさん）「電子マネーを高額購入されている方には声をかけるなど、自分にできることをしていきたい」 警察によりますと、県内では今年に入って24日までに、特殊詐欺の被害総額が6700万円を超えているということです。