メジャー通算７００奪三振を達成したブルージェイズの菊池雄星投手（ロイター）

◆米大リーグ　ブルージェイズ６－５オリオールズ（６日、カナダ・オンタリオ州トロント＝ロジャースセンター） 【動画】祝！菊池雄星、メジャー通算７００奪三振の投球 　ブルージェイズの菊池雄星投手が６日（日本時間７日）、本拠のオリオールズ戦に先発し、６回４安打１失点１四球６奪三振で４月２２日のロイヤルズ戦以来となる３勝目を挙げた。 　３回先頭、カウセルから奪ったこの日４つめの三振が、メジャー通算７００個目の三振となった。カウント２－２から低めに外れる得意のカーブでバットに空を切らせた。記念球はブ軍ベンチに送られた。 　日本人メジャーの７００奪三振は、パドレス・ダルビッシュ有（１９８２）、野茂英雄（１９１８）、田中将大（９９１）、黒田博樹（９８６）、ツインズ・前田健太（９８１）、岩隈久志（７１４）、松坂大輔（７２０）に次いで８人目。 　ブ軍シュナイダー監督は「ストライクからボールになるカーブがよかった。直球の速度も出ていた」。菊池から１点しか奪えなかったオリオールズのハイド監督は「私が見た中で最高の投球をされた。速球は９８マイルくらい（約１５７・７キロ）出ていて、変化球とチェンジアップもキレていた」と脱帽していた。