白虎隊士 鎮魂の光 24日まで飯盛山さざえ堂ライトアップ 福島県会津若松市
戊辰戦争時に白虎隊士が飯盛山で自刃した旧暦8月23日に合わせた「8.23 TAMASHIZUME鎮魂祭」は23日、福島県会津若松市の飯盛山さざえ堂広場で始まった。さざえ堂を発光ダイオード(LED)でライトアップし、白虎隊士や戊辰戦争で亡くなった人々の鎮魂を祈っている。24日まで。 飯盛山商店会やECA(環境保全会議あいづ)でつくる実行委員会の主催。2018(平成30)年、戊辰戦争150年を契機に少年たちの霊を慰め、平和への誓いを新たにするイベントとして始まった。コロナ禍の影響で5年ぶりに有観客で開催した。初日は白虎隊士の霊像をまつる宇賀神堂で神事を行った後、さざえ堂を赤や黄、青などのグラデーションで灯した。 最終日は午後6時から同8時までライトアップする。