努力はコスパが悪い? EXIT・りんたろーが持論展開「トライ&エラーでしか得られないものがある」
ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日21時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。11日(木)の放送では、「頑張らなくていい論」に注目。SNSでは「頑張ることよりもコスパやタイパを重視したい」と共感の声が集まる一方で、「頑張っている人に余計な負担がかかっている」と違和感を訴える声も上がっていることを紹介し、頑張らないことの是非について考えた。 【写真】「僕は頑張らないというか、理想が低いタイプ」と語るEXIT・兼近、ほか番組カット【3点】 番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「努力しても報われないことが現実として起きているし、頑張って何かを成し遂げても、『ズルい』『お前はいいよな』と言われることもある。だから、『頑張らない方がラクに生きられるよね』という気持ちは分かる」とコメント。 さらに「僕は頑張らないというか、理想が低いタイプ。例えば、僕は食事に興味がないから、劇場に置いてあるお茶漬けで食事を済ませられたらそれでいい。それに対して『もっと美味しいものを食べなよ』と言われても、『自分が好きでやっているのにな』と思っちゃう。理想の差は分かり合えないと思う」と続けた。 この意見に、お笑い芸人のパックンは「頑張りたくない人を支える人たちの不満はどうする?お茶漬けを食べている場所の家賃は誰が払っているの?」と質問。兼近は「社会を動かしているのは、頑張っている人たちということをよく理解している。だから、その人たちに迷惑をかけないようにしている。つまり、最低限の家賃は払うけど、それ以上のことはしない。それに対して不満が生まれているのであれば、やって欲しいことを濁さずに伝えて欲しい。そしたら、それはやるので。心の底でプラスアルファの働きを期待されても…」と返した。 相方のりんたろー。は「兼近くんはこういう風に言うけど、だいぶ頑張っていると思う。いま以上に仕事に意欲的だったら、EXITはどうなってたんだろう?と考える時はあるけど、それは“たられば”に過ぎない。コンビだから、相方がやりたくないことをやらせたくない」と本音を吐露。兼近は「僕は“EXIT”や“吉本興業”といった会社に所属していて、時には迷惑をかけるし、ワガママだって言う。その分、ある程度はやろうという気持ちはある」と話した。 また、りんたろー。は「僕はよくトライをさせられて、めちゃくちゃエラーを起こす。失敗することはすごくイヤだけど、エラーでしか得られないものがあるし、トライする前の自分よりもステップアップしていると感じる。こういう考え方もあると伝えたい」と訴えた。
ENTAME next編集部