「スガコバ」2年ぶり!小林好リードで同い年・菅野を勝利に導いた「勝つために智之らしい投球をしてくれた」
◆JERAセ・リーグ 中日0―2巨人(4日・バンテリンドーム) 巨人・菅野智之投手(34)が中日を7回4安打無失点に封じ、チームの連敗を3で食い止めた。同学年の小林誠司捕手(34)と2年ぶりにバッテリーを組み、三塁を踏ませなかった。勝率5割に復帰し、5日からは首位のDeNAと東京Dで3連戦に臨む。 【動画】ステキな再会!小林誠司が若林晃弘のお尻をポンッ * * * 小林が右拳をグッと握った。7回2死。菅野の投じたスライダーがミットに収まった。今季初スタメンで先発した菅野を7回無失点に導く好リード。「勝つために智之らしい投球をしてくれた」と同い年の右腕を立てた。 657日ぶりに菅野と先発でスガコバ・コンビを形成。「いろいろな話をしながら、すんなり試合に入れた」と内角を大胆に突きながら、要所でカットボールを要求。強固な信頼関係から生まれる、あうんの呼吸で打者に的を絞らせなかった。 今季初マスクで完封勝利に貢献。攻守で奮闘したベテランについて阿部監督も「落ち着いてできていた。デッドボールももらって、ヒットと一緒だからね」と評価。復活した名コンビがチームを救った。
報知新聞社