「第3回日本ホラー映画大賞」作品応募がスタート!大賞受賞作の無料配信も決定
日本唯一の“ホラー”ジャンル専門のフィルムコンペティションとして2021年に創設され、今年で3回目の開催となる「日本ホラー映画大賞」。その作品応募が本日より「日本ホラー映画大賞」公式Xアカウントにてスタートした。 【写真を見る】各界のホラーマスター6名が選考!商業デビューを勝ち取るのは…? ■大賞受賞者は商業監督デビュー!「第3回日本ホラー映画大賞」が開幕 令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指して創設された「日本ホラー映画大賞」。大賞受賞者には応募作のリメイクか完全オリジナル作品での商業監督デビューが確約されており、第1回で大賞に輝いた下津優太監督は、受賞作を古川琴音主演で長編化した『みなに幸あれ』(24)で今年1月に商業デビュー。海外の映画祭で複数の受賞を果たすなど大きな成果をあげた。 第2回で大賞に輝いた近藤亮太監督は、受賞後に「イシナガキクエを探しています」「行方不明展」などの話題作に次々と参加。受賞作の長編版となる『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』もすでに完成しており、公開が待ち望まれている。 「第3回日本ホラー映画大賞」では、これまでに引き続きKADOKAWAと運営委員会パートナーである各社が参画。大賞受賞者には2025年以降の劇場公開を目指した商業監督デビューが確約されるほか、アニメ部門賞や選考委員特別賞、運営委員会各賞の計10の賞が用意されている。なお、大賞を含む各賞に選考された作品は、今後劇場公開や配信展開なども予定。 選考委員を務めるのは、第1回・第2回に引き続き選考委員長を務める清水崇監督を筆頭に、女優の堀未央奈、映像クリエイターで監督・声優としても活動するFROGMAN、Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリストの宇野維正、そして先日映画監督デビューが発表されたコメディアンのゆりやんレトリィバァら、ホラーに精通した有識者6名だ。 ■大賞受賞作を無料で!8月10日(土)に特番の生配信が決定 8月10日(土)19時からは、「第3回日本ホラー映画大賞」の応募開始にあわせたYouTube特別番組の生配信が決定。選考委員長の清水監督をはじめ、一次選考を務める大畑創監督、大賞受賞者の下津、近藤両監督が出演し、これまでの賞を振り返ると共に、「日本ホラー映画大賞」の“傾向と対策”を明かすということで、応募を検討している方はぜひチェックしてみてほしい。 さらに本番組内では、大賞を受賞した短編版『みなに幸あれ』『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』が全編無料で生配信されるという。これまでは授賞式の会場や上映会でしか観ることができなかったこともあり、ホラー映画ファンは特に必見だ。 本番組の配信URLなどの詳細は、決定次第順次、「日本ホラー映画大賞」公式Xアカウントにて告知されるのでお見逃しなく。 「第3回日本ホラー映画大賞」の作品募集は9月30日(月)23時59分まで。我こそはという方は、「日本ホラー映画大賞」公式Xアカウントで開催概要や規約を確認のうえ、積極的に挑戦してほしい! 文/久保田 和馬