安河内が今度こそ地元初V決める

　ボートレースからつG3「第11回ウエスタンヤング」は20日、優勝戦が行われる。 　予選首位通過の安河内健は前日の準優12Rもトップスタートで押し切り、優勝戦1号艇を手にした。念願の地元初Vに向けて気合の力走だ。 　その安河内をはじめとして、定松勇樹、末永和也、山崎鉄平とスーパースター峰竜太が率いる“峰軍団”が優勝戦にズラリと顔をそろえた。 　先輩の安河内に待ったをかけるなら、今回がSG優勝の凱旋となった定松だろう。舟足を伸ばしてプレッシャーをかけるられるか。捲り差し狙いの末永も強力なライバル。井本昌也も展開を突く足はある。 　（1）安河内健　勘通りのスタートが行けた。回転の上がりが良くて行き足がいいので、スタートしやすい。出足や行き足がこれだけカチッとはまったのは初めてかも。優勝戦も楽しみたい。 　（2）定松勇樹　起こし位置が深くなってスタートは無理できなかったけど、めちゃくちゃ伸び返したし、バックも凄く出て行った。 　（3）末永和也　スタートは全速だけど、思ったより届かなかった。ターンも跳ねてしまったし、合っていない。その割に進んでいた。 　（4）井本昌也　足は悪くなくて中堅上位はあると思うけど、もう少し出せそうな気はします。出足とかはいい足と思います。 　（5）山崎鉄平　準優のスタートは勘通り。みんな早くなると思ったけど、自分だけ早かった。足はいいです。いい調整ができました。 　（6）新開航　バランスが取れているし、乗り心地も許容範囲。