【大阪杯】タスティエーラは11着、松山「良い形で競馬は出来たと思ったのですが…」ベラジオオペラがG1初制覇、レース後ジョッキーコメント
3月31日、阪神競馬場で行われた春の中距離王座決定戦・大阪杯(G1・芝2000m)は、ベラジオオペラがゴール前3頭横並びの大接戦を制して、嬉しいG1初制覇を決めた。ダービー馬・タスティエーラは11着、皐月賞馬・ソールオリエンスは7着とクラシックホース2頭は厳しい結果となった。 【動画】大接戦のゴール前、ベラジオオペラが凌ぐ 大阪杯、レース後ジョッキーコメント 1着 ベラジオオペラ 横山和生騎手 「最高に嬉しいです。ずっとお世話になっていた先生なので、本当ダービーも悔しい思いもしましたし、本当ここはもう勝ちたいっていう強い気持ちがあったので、もちろんそれに応えてくれた馬もほんと素晴らしいです。何よりこうやって結果が出て本当に嬉しく思います。今日はもうずっと馬場の様子見てて、ある程度前目の位置は欲しいなと思っていましたし、ある程度主張して3、4コーナーあたりからちょっと早めに動かす形になってしまったので、苦しい形になってしまったなと思ったんですが、よくベラジオオペラがそれに応えてくれて本当に強い馬だと思います。ああいう形になって、またもうひと踏ん張りしてくれていたので、きっと凌いでくれると思っていました。ベラジオオペラはすごく操縦性も高くて、とても素直な馬なので、またこれからの成長にも期待していますし、またこれから強いベラジオペラを見せれるように、また皆さんの応援もよろしくお願いいたします」
戸崎「捲りに切り替えた」
2着 ローシャムパーク 戸崎圭太騎手 「ゲートを決めて前に行こう思っていましたが、スピードの乗りが悪く捲りに切り替えました。良い感じに上がって行けましたが、最後は勝ち馬と脚色が同じになってしまいました」 3着 ルージュエヴァイユ 菅原明良騎手 「内に入れて思い通りの競馬が出来ました。折り合いも終いもしっかり伸びてくれましたが、あと少しだったのですごく悔しいです」 4着 ステラヴェローチェ 酒井学騎手 「前目のポジションを取れれば良かったのですが、思ったより進んでいかなかった。力はしっかり出してくれたと思います」 5着 ジオグリフ 北村宏司騎手 「精神面を含めてコンディションは良いと感じました。最後まで集中していましたし、良い方向に進んでいると思います」 7着 ソールオリエンス 横山武史騎手 「良い意味でピリピリしていてレースでは良いスパイスになりました。良いポジションをとりたかったのですが、ゲートはあまり得意ではないので、捲る形も頭には入れていました。やりたい競馬は出来ました」 11着 タスティエーラ 松山弘平騎手 「スタートも道中のポジションも良かったです。良い形で競馬は出来たと思ったのですが、申し訳ありません。これだけ負ける馬ではないですし、何もなければ良いのですが…」 レース結果、詳細は下記のとおり。 3月31日、阪神11Rで行われた第68回大阪杯(4歳上オープン・G1・芝2000m・1着賞金=2億円)は、横山和生騎乗の2番人気、べラジオオペラ(牡4・栗東・上村洋行)が大混戦のゴール前を制して嬉しいG1初制覇を飾った。勝ちタイムは1分58秒2(良)。 2着に3番人気のローシャムパーク(牡5・美浦・田中博康)、3着に11番人気のルージュエヴァイユ(牝5・美浦・黒岩陽一)が入った。