7・7統一戦の井岡一翔フェラーリ購入の意図明かす「ホンマに嫌」TKO木下隆行の乗車“拒否”
プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(35=志成)が新車フェラーリ・ローマ購入した世界王者としてのこだわりを明かした。7月7日に東京・両国国技館でIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との王座統一戦を控え、親交の深いTKO木下と5月20日に対談が実現。その内容が井岡-マルティネス戦を生中継するABEMA格闘公式ユーチューブチャンネルで更新された。 当初は過去に行ったドライブトークの予定だったが、井岡は「重量オーバー。無理やろ。ちょっともホンマに嫌」とやんわり“拒否”し、撮影場所がABEMA社屋に変更されるシーンも。井岡は「家からジムにいく車ぐらいは好きな車に乗ろうと思った。男ってさ、自分が成功してこうなりたいという中で、車とか服とか時計というのは対価というか。20代とかかな、自分がプロ、社会人になって成功していたら誰しもあると思うから。自分が世界王者になって、良い車に乗る。それは僕だけでなく、他の世界王者もそうされていたし」と回顧した。 井岡自らは21歳でポルシェ、21歳後半から22歳になってランボルギーニを愛車にしていたと明かし「昔からそういう気持ちがある。今になって落ち着いていろいろな物欲も経験したら減っていくし。また、このタイミングで、自分だけが使うなら乗っていて楽しい車がいいから、フェラーリにした」との新車購入の経緯を明かした。 また5月20日、木下とともに急きょライブ配信されたファンからの質問に応えた模様も再編集。5月6日、東京ドームで開催された井上尚弥(大橋)-ルイス・ネリ(メキシコ)戦の1回に井上がキャリア初ダウンを喫した感想をはじめ、20年大みそかに8回TKO勝ちした現WBO世界同級王者田中恒成(28=畑中)から再戦を求められたことについても「彼との戦いは終わっている」と発言するなど、現時点の心境を口にしている。