【7年ぶりの防災訓練】久慈国家石油備蓄基地で内陸型地震想定消火・救助訓練 岩手
TVIテレビ岩手
岩手県久慈市にある石油備蓄基地で13日、7年ぶりとなる防災訓練が行われました。 訓練が行われたのは、久慈国家石油備蓄基地で、久慈消防本部や県警など14の団体からおよそ230人が参加しました。 13日は震度6強の内陸型地震が発生したという想定で、石油の流出に伴うけが人の救助や火災の消火活動、屋外タンクの上に取り残された作業員の救出訓練が行われました。 訓練が行われた久慈国家石油備蓄基地は、国が保有する石油貯蔵施設で、全国に10か所ある国家石油備蓄基地のひとつです。 定期的に防災訓練を行っていて、東日本大震災のときも貯蔵している石油に大きな影響はありませんでした。しかし、台風災害や新型コロナの影響で訓練が中断し、13日は7年ぶりの訓練となりました。 岩手県復興防災部 戸田 新 副部長 「平成29年度以来、7年ぶりの訓練となったわけですけれども、各機関連携取って出来たと思うので、非常に有意義だったの思います。この訓練の成果をしっかりと生かしていきたいという風に考えております」 参加者は万が一に備え、真剣に訓練に取り組んでいました。