南城市の古謝市長が強制わいせつの容疑で書類送検 市民がこれまでの市議会の対応を問題視
沖縄テレビ
南城市の古謝市長が強制わいせつの容疑で書類送検されたことを巡り、6日に開かれた南城市議会と市民との意見交換会では、議会の対応を問題視する意見が相次ぎました。 南城市の古謝景春市長は2022年、公用車の車内で当時運転手を務めていた女性の胸を触るなどしたとして、2024年11月5日、強制わいせつの容疑で書類送検されました。 警察はこの中で、起訴を求める厳重処分の意見をつけています。 6日に開かれた南城市議会の意見交換会には、約60人の市民が参加し、古謝市長の疑惑について、百条委員会の設置を否決した議会の対応や、新たに制定されたハラスメント防止条例の改善策などについて意見が出されました。 市民: 「(議会が)もっと真摯に取り組んでいたらここまで長引くことは無かったし、お互いの家族をこんなに傷つける事はなかった」 市民: 「起訴相当であると意見を付けて書類送検したということは重大な問題」 南城市議会安谷屋正副議長: 「我々は議会として、確認できたことに対してしか対応ができないのが現実であることをご理解いただきたい」 中立・野党の市議らは、古謝市長が市政の混乱を招いたことを重くみて、8日にも辞職要求の申し入れをするとしています。 古謝市長は7日、出張先の東京から沖縄に戻りましたが、書類送検されたことについて報道各社の取材に応じませんでした。 古謝市長は8日に会見を開く予定です。
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