IBF世界バンタム級王者・西田凌佑が12月初防衛戦もそっちのけ?打倒・那須川天心へ天津飯で気合チャージ?
IBF世界バンタム級王者・西田凌佑が12月15日に大阪・HOS住吉SCで同級14位のアンチャイ・ドンスアと初防衛戦を行うことが29日、所属ジムから発表された。西田は「勝つだけではなく内容が問われる。この試合に勝って統一戦をやりたい」と意気込んだ。 世界主要4団体同級王座は日本選手が独占。その中でも、WBC王者の中谷潤人(26)=M・T=との対戦を熱望。だが、枝川孝会長は「中谷は井上モンスター(井上尚弥)と戦いたいから、西田とはやらん」と鋭い“ツッコミ”。すると、西田は「統一戦ができないなら(WBOアジアパシフィック・バンタム級王者)那須川天心と戦いたい」と宣言した。同会長は「次の防衛戦は那須川天心です。好物のチャーハンをやめて、天津飯を食べてますから」と、今回の防衛戦そっちのけで、コテコテの“漫才”を披露した。 今興行はU―NEXTが国内での世界戦を初めて配信。同社の矢田公司本部長は「華々しくKOで。面白い試合を」とハッパをかけた。9戦全勝(1KO)の西田は「全力でKO狙う。(パンチを)もらわず倒す」とニヤリと笑った。 (森脇 瑠香)
報知新聞社