急病の乗客に使うAEDのブザーを切ろうとして…東海道新幹線の停電は車掌のスイッチ誤操作が原因だった
JR東海は、26日午後5時半すぎに東海道新幹線の京都~岐阜羽島間で発生した停電について、「車掌のスイッチの誤操作が原因だった」と発表しました。 博多発東京行きの「のぞみ38号」の車内で、車掌が急病の乗客に対応する際に誤って、路線の一定の区間の送電を停止させる「保護接地スイッチ」を操作してしまったということです。 車掌は、車内に設置されているAEDを使おうとして、取り外す際に鳴るブザーを切ろうとしていました。 東海道新幹線はこの停電の影響で、京都~岐阜羽島間を走る上下線の10本の列車に最大28分の遅れが発生し、約7000人に影響が出ました。
ABCテレビ