【有馬記念】声優Lynnは昨年に続いて⑦スターズオンアースに◎ 絶好の返り咲きのチャンス
有馬記念の予想に、『ウマ娘』などに出演している人気声優のLynn(りん)が登場。勝利の女神は⑦スターズオンアースを本命にした。 ◇ 「買うと来ない、買わないと来る」。そんな悩ましい存在、いわゆる『相性の悪い馬』が、競馬好きな皆さまにならいるのではないでしょうか。まさにそうやって私の心を揺さぶっていたのが、何を隠そうドウデュースでした。通算成績は16戦8勝。正直難しすぎます、彼を推し量るのは。それでも今年の競馬界をにぎわしたのは間違いなくこの馬ですから、ラストランとなる有馬記念はドウデュースを本命にするつもりでした。出走取消の報を受け、ショックのまま予想を組み立て直すことにしました。 今年の有馬は昨年と同じく、スターズオンアースを本命にします。確かに今年は勝てていません。走れる時期が終わってしまったのかと不安に感じる部分もあるかもしれませんが、けがの影響や海外遠征もあり、そもそも今年は2走しか走っていませんし、見限るのは早計。むしろ昨年、誰もが落胆する大外枠からドウデュースの2着に来たこの馬に、絶好の返り咲きのチャンスが巡ってきたと考えます。今年は枠順にも恵まれましたし、もう一度夢を見たいと思います。 対抗馬として注目しているのは❷枠の2頭。まずはアーバンシック。菊花賞馬は有馬記念と相性がいいという傾向がありますし、2走前に中山で勝っているのでコースも問題なさそうです。「勝つ自信がある」と言っているときのルメール騎手は強いので信頼度も上がります。そして、宝塚記念を勝ったブローザホーン。このときが重馬場だったために素直に評価しづらいからなのか、それほど人気にはなっていませんが、侮れない存在だと思っています。それから、エリザベス女王杯を勝ったスタニングローズも食い込んできそうで要注意です。 最後に、さらに欲深い夢を見ている自分もいるので、付け加えておきます。ディープボンドが初めてGⅠを勝つところも見たいです。白毛馬として初めて有馬記念を走るハヤヤッコにも、パワフルな8歳馬の姿を見せつけてほしいです。ファン投票1位不在の有馬記念、波乱の展開になりそうでとんでもなくドキドキします!(声優) ■Lynn(りん) 6月1日生まれ。新潟県出身。アーツビジョン所属。主な出演作に「【推しの子】」(斉藤ミヤコ役)、「ウマ娘プリティーダービー」(マルゼンスキー)。声優界きっての競馬通で、週刊ギャロップで「Lynnの目指せ! GⅠ帯馬券」を連載中。南関東4競馬場の魅力を伝えるフジテレビ「うまカルテット」にも出演中。