キャスト報告会に出席した笑福亭鶴瓶（撮影・小渕　日向子）

　笑福亭鶴瓶（72）が10日、都内で行われた世界的アニメーション・シリーズ「怪盗グルー」の最新作「怪盗グルーのミニオン超変身」（7月10日公開）の日本語吹き替え版キャスト報告会に出席し、自身が経験した交通事故について言及した。 　作品にちなみ「強化したいこと」を尋ねられ「もっとテキパキ歩けるようになりたい」と告白。「俺よりも年いったおっさんに街で抜かされた。ショックだった…」と悔しさをにじませた。 　そんな中、本シリーズ初参加となった片岡愛之助が、どんなものにも負けない「強靱な体」を手に入れたいと語ると、「俺、タクシーにはねられたやんか」と自身が被害に遭った交通事故について言及。「ニュースで見ました」とうなずく愛之助に対し、放送局の前でタクシーにはねられたと説明した。 　「なんとも無かったのか」と愛之助が尋ねると、「はねられたという意識無かった。飛んだ」と笑い飛ばした鶴瓶。 　事故という認識がなく、また、警察とのやりとりや保険など、事故後の手続きの煩雑さを考えて「もうええから行って」と鶴瓶が運転手を促したところ、「行ったらあかん！」とマネジャーに制止されたと告白。体への影響など「なんともなかったけどね～」と話すと、愛之助らが驚きの声を上げた。 　グルーJr.と三姉妹を相手にグルーの父親としての奮闘する姿が描かれる本作。16日の「父の日」を控え、グルーファミリー3姉妹の末っ子・新アグネス役に抜てきされたスーパー小学生の児玉すみれから鶴瓶に「ミニオンカラー（黄色）」のバラの花束のプレゼントが。サプライズに感動し、目を潤ませていた。 　この日、共演の片岡愛之助、山田杏奈、児玉すみれ、三木眞一郎、小林ゆうらが登壇。ミニオンも声優キャスト達の応援に駆けつけた。