他球団が”獲得”も…?戦力外通告となった元主力選手(3)阪神で主力クラスになったが
プロ野球の世界では、ドラフト会議を経て新たな選手が入団する一方で、球団の構想外となり退団となる選手もいる。戦力外通告を受けた選手の中には、他球団への移籍を機に飛躍を遂げるケースもあり、戦力外から他球団での契約を勝ち取る選手も存在する。そこで今回は、他球団移籍の可能性がある選手たちを紹介したい。
加治屋蓮
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/90kg ・生年月日:1991年11月25日 ・経歴:宮崎・福島高 - JR九州 ・ドラフト:2013年ドラフト1位 昨季はチーム2位の51試合に登板し、ブルペンの屋台骨を担った加治屋蓮。しかし、今季は13試合と登板が激減し、まさかの戦力外通告を受けた。 2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。2018年には72試合に登板し、4勝3敗31ホールド、防御率3.38とフル回転の活躍を見せた。 だが、翌2019年は防御率6.00と低迷し、2020年はわずか6試合の登板に。同年オフに戦力外通告を言い渡され、阪神タイガースに移籍した。 移籍初年度こそ結果を残せなかったが、昨季は51試合に登板し、17ホールドポイント(1勝16ホールド)、防御率2.56の好成績をマーク。 しかし、今季は二軍で29試合に登板し防御率0.68と圧巻の数字を残しながらも、一軍ではわずか13試合の登板に。同年オフに2度目の戦力外となった。 豊富な実績を持ち、二軍では無双状態となっていただけに、他球団でのチャンスもありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部