「懸賞金100万出します」 愛車盗難にオーナー悲痛「家族が居なくなったと同じくらいショック」
「大切なバイク盗むなんて許せない」広がる怒り
愛情かけた我が子のようなバイクが盗難され、懸賞金100万円をかけて行方を探す投稿がネット上で大きな話題になっている。愛車が姿を消したのは神奈川・伊勢原市。オーナーのゆはら たつや(@64YuPaLa)さんが悲痛な胸の内を明かした。 【写真】カスタム代に150万円を費やすも盗難被害…1974年式の愛車バイクとの記念ショット 「懸賞金100万出します どんな手を使っても構いません 自分のサンパチが手元に帰って来たら その持って来てくれた1人にお金渡します 複数人で協力したなら振り分けてください 神奈川県伊勢原市からです 3/12~3/13で盗まれました 伊勢原警察には被害届は出してます #gt380 #盗難 #返してください」 4月3日、ゆはらさんがバイクの画像とともにXにつづると、投稿はすぐに拡散。リポストは1万件を超えており、「近くに住んでますので、協力させてもらいます」「大切なバイク盗むなんて許せない」「なんでこう人が大事にしてる物を盗むような事する奴がおるんやろうな」「ドラレコ搭載してますので見かけたら連絡して動画で確認ですね」「九州ですが、もし見つけたら、ポストします!」など多くの反応が寄せられた。懸賞金は受け取らないとする声も目立った。 自動車やバイクの盗難事例に高額な懸賞金が賭けられることは異例だ。 しかも、ゆはらさんは、「もちろん自分自身も探しています。毎日色んな事考えて辛いです。愛車が戻って来るなら100万渡しても苦じゃないです。それより深い絆があるので。他のサンパチ買えるかも知れないですがそーじゃないです。自分のサンパチじゃないとダメなんです」と説明した上で、「たとえ犯人が持って来てもお金は渡します。それくらい帰って来て欲しいです」と悲痛な思いを訴えた。 「これって、、、盗んだ人が返したら100万貰えるって事?」との問いに、「それでもいいので返して欲しいです」と返答。「家族が居なくなったと同じくらいショックです。毎日考えてしまいます…」と続けた。 犯人への怒りで震えている。しかし、それを押し殺し、愛車と再会できる希望を捨てていない。 盗まれたバイクは1974年式のスズキGT380 B3 中期型。3年前、オークションで120万円で購入し、カスタムに150万円をかけている。 「3月12日の夜8時に触ったのが最後で、翌日のお昼ごろなくなっているのを家の者が確認しました。家の敷地内を30メートルくらい歩かないとたどり着かないガレージに保管していました」 犯人は入念に下見をして夜間犯行に及んだのだろうか。盗難対策のGPSを取りつけていたが、外されるか破壊されたという。