体の呼称クイズ 「Smile line」はほうれい線 では「Love handles」はなーんだ? ヒントは「ムフフな意味」
英語表現のポジティブさがSNS上で大きな注目を集めている。 きっかけになったのはアメリカ在住の山口慶明さん(@girlmeetsNG)の 【写真】ドラマ「蜜と毒」主演の入来茉里さん 魔性のランジェリーカット 「個人的、日本語より英語の方がポジティブな表現でいいなと思う言葉トップ3 3位 ほうれい線→ Smile line 2位 脇腹のぜい肉→ Love handles 1位 「分かりません」→ Good question!」 という投稿。 「Smile line」はそのまんま、2位の「Love handles」はハグや性行為時に相手の腰周りに触れることから、「Good question!」については半分ネタということだが、アメリカ人が質問に対してこう答えた場合、本当に「いい質問だ」と思っている確率50%、「分かりません」と思っている確率50%ということだ。 山口さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは 「今度から1位を日本語で『それはいい質問だ。次までに調べておくよ』と日本語に訳された英語ドラマふうに答えてみます!」 「生まれもってきたアザ angel kisses」 「私は英語の親知らずwisdom tooth…知恵の歯も良いなと。知恵がついてきた頃に生えてくるから」 など数々のコメントが寄せられている。
<strong>投稿者に聞いた</strong>
山口さんに話を聞いた。 ーー日本語と英語にポジティブさの差異が生まれる背景について、お考えをお聞かせください。 山口:まず日本(日本語)は根底に謙遜の文化があるので、思考のベースにどうしてもネガティブな感覚が入りやすいのではないでしょうか。さらにハイコンテクストで以心伝心の面が強い日本に比べ、英語圏にはローコンテクストな国が多くハッキリと言葉で伝える必要がありますし、英語は「結論ファースト」の言語なので「ネガティブな表現は使い辛く、ポジティブな表現になりやすい」という面があるのではないかと思います。 ーー投稿への反響について。 山口:「日本でもこれらの英語表現を取り入れたい」などの好意的な反響が多く、嬉しくなりました。また、他にも例えば「老眼鏡→Reading glasses」「親知らず→Wisdom tooth」「生まれ付きのアザ→Angel kisses」のような「英語の方がポジティブな言葉」があるという情報もいただき、個人的な学びにもなりました。 ◇ ◇ 表現ひとつでみんながポジティブに、ハッピーになれるならそれに越したことはない。無理のないところから英語のポジティブさ、取り入れたいものだ。 (まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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