【RIZIN】白川ダーク陸斗、未知の強豪・ガサンザデ戦へ「絶対キツイ、タフネスな試合」と覚悟
11月17日(日)ポートメッセなごやにて開催される格闘技イベント『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の試合前インタビューが15日(金)名古屋市内にて行われ、[第3試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)]で対戦する、白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM)と、マゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン/Team Alpha Male)が意気込みを語った。 【動画】白川陸斗、朴光哲との戦いで激勝!打撃の進化も見せる フェザー級(66.0kg)で戦っていた白川は、1階級を落とした中、コンディションが気になるところだが「穏やかですね。いつもより、自信に満ち溢れていますし、今すぐに試合でもいいくらい、スイッチはいつでもかけられます」とコメント。 対戦相手のガサンザデについては、「やっぱりフリースタイルのレスリングのチャンピオン、アゼルバイジャンはレスリングが強い国ですから実力者。かといって、レスラーかと言われると、試合ではバリバリのストライカーみたいな試合をするし、オールラウンダーでもある。めっちゃ強い、めんどくさいくらい強いな」と強豪との認識。その上で、「それくらい強敵だからこそ、気合い入れて練習してきましたし、おかげで強くなりました」と自信の進化を認識している。 試合展開に関して、問われれば「正直キツイ戦いに絶対になるし、相手もタフなファイター。アゼルバイジャンのファイターは最初だけってイメージあるけど、映像見る限り、フルラウンドでタフにしつこく組み付いてきたり、打撃もフィニッシュを狙ってきますし、見ていて面白い試合、見ていてハラハラするタフネスな試合になる」と予想する。 バンタム級(61.0kg)に下げたことで、進化したのはズバリ“スピード”だ。「スピードと自分の身体の軽さにびっくりしました。逆立ち歩きをしても、何で軽いんだろっていうくらいで、スピードも羽が生えたのかなってくらい軽いです。試合の当日はスピード感、ハンドスピードも楽しみにしていて欲しい」とアピールする。階級を下げた白川がどのようなパフォーマンスを見せてくれるか。 対するガサンザデも、「とても気分はいいです。まだあと少し減量しないといけないので、今日中にやります。他の条件は全て整っているので、気分もいいです」と初来日にも上々のコンディションだ。 白川の印象を問われれば、「経験豊かな格闘家で、私は尊敬していますし、彼にもいい試合をしてもらいたい。ただ、私は真面目に準備もしてきたので、勝てると思っています」と勝利宣言。続けて「アゼルバイジャンの同僚の選手、トフィック(・ムサエフ)、(ヴガール・)ケラモフ選手、彼らやコーチからも日本の試合、雰囲気は聞いていますので、初めてという気はしないです」と問題なさそうだった。 果たして、勝利するのは階級を下げた白川か、それとも未知の強豪・ガサンザデか。 <選手データ> 白川は、RIZIN人気選手の一人で、一時はRIZIN3連勝と波に乗ったが、負傷欠場など長期離脱。昨年9月に復帰するも2連敗。今年2月は階級上のライト級の矢地祐介に挑んだが一本負け。しかし、同7月のDEEPフェザー級マッチで中村大介に判定勝利を収め、復活の兆しが見えた。今回はバンタム級に階級を下げ、負けられない一戦に挑む。 対するガサンザデはRIZIN初参戦。アマ時代はレスリングでアゼルバイジャン王者に輝き、徒手格闘技でもロシアチャンピオンに輝いた経歴を持つ。現在はロシア『AMC』のNo.1タイトルコンテンダーで、戦績は10勝(5KO)1敗と未知の強豪だ。