甲子園想定し練習 津田学園選手、熊野で合宿 /三重
<第91回センバツ> センバツ出場を決めた津田学園(桑名市)の選手が9日から、熊野市で合宿を始めた。同市有馬町の「くまのスタジアム」で甲子園を想定した練習をし、10日は紅白戦も行う。佐川竜朗監督は「ミスしてもいい。いろんな経験をする中で成長する楽しい合宿にしよう」と呼び掛けた。 初日は午前中、部員たちはポジションごとにノックを受け、ランナーを置いた状態での守備練習もした。午後は雨で、スタジアムの屋内練習場で打撃練習に汗を流した。宿泊する市内のホテルとスタジアムまでは5キロで、行き帰りにランニングする。 石川史門主将(2年)は「芝生の外野で深めからの守備練習もできる。走塁などを実戦形式で行い、全員の強化を図りたい。チームの調子は上がっている」と話した。 秋の東海大会で12打数8安打、3試合連続本塁打と活躍した前川夏輝選手(同)は「確実性を求め、足を上げたフォームをすり足に変えた。センターを中心に外野の間を抜いて打率を残したい」と話した。【汐崎信之】 〔三重版〕