那須川天心、WBO王者武居由樹に「まだコクっていない」「絶対にやりますから」
プロボクシングWBA世界バンタム級2位でWBOアジア・パシフィック同級王者の那須川天心(26=帝拳)が、同じキックボクシング出身のWBO世界同級王者武居由樹(28=大橋)との将来的な対戦について言及した。16日、都内のホテルで開催された「HERO'S AWARD 2024」表彰式でトロフィーを授与された。式典後に那須川は、5日に公開練習した武居から「なんとなくフラれたんだろうなっていう感じなんで、ちょっとがっかりだな」「待ってるのもいいんですけど、じゃあお前もう1本(ベルトを)持ってこいよ」とメッセージを送られたことに反応。 那須川は「フってもいないし、コクってもいないですね」とキッパリ。23年4月のボクシング転向初戦から、8~10戦目での世界挑戦というロードが敷かれているだけに「時間かけてやるよと言っているし、いずれね。一方的にやりたいと言われても…そんなね、恋愛に慣れていないのかなという感じはします。駆け引きだったり、本当に好きなのかな? 付き合うのかな? というところをしっかりね。ボクシングと同じようにジャブを突き合ってほしい。いきなりストレートは当たらないですよという感じですね」と恋愛に例えながら現状を説明した。 また武居に待つ条件として王者同士による統一戦を提案されたことには「それはあるし。絶対やりますから、やすんですよ。やりたいと言ってすぎに決まるものでもない。徐々に徐々に自分の力をつけている。世界戦は10戦以内にやるとちゃんと言ってきている。それをお間違いなく」と口にし、WBO王者に向けて「返答」していた。