元校長「『体に気をつけて』と渡したことは確か」名古屋市教委が教員団体からの現金等受領した問題
名古屋市教育委員会が教員の団体から現金などを受け取っていた問題をめぐり、元校長が取材に応じ、現金のやり取りについて証言しました。 【動画で見る】元校長「『体に気をつけて』と渡したことは確か」名古屋市教委が教員団体からの現金等受領した問題 元中学校長： 「たぶん封筒に入れて1万円だったと思うんですけど。『体に気を付けてください』ということでお渡ししたことは確かですね」 名古屋市教育委員会では教員の人事を担当する教職員課が、校長会など教員でつくる複数の団体から次の校長などの推薦名簿と合わせて、毎年現金や商品券を受け取っていたことがわかっています。 10年程前に区の校長会の会長を務めた元中学校長の男性は、「暑中見舞い」として教職員課の職員に現金を渡すよう、前任者から引き継ぎを受けたと話しました。 この問題をめぐっては教職員課だけでなく、教員への教育指導や生徒指導などを担う市教委の指導室も一部の教員団体から金品を受け取っていたことが、市の関係者への取材で新たにわかりました。 元校長は、教職員課に渡した現金が指導室にも分配されると認識していたと話しています。
