『ドクタースランプ』パク・ヒョンシク&パク・シネが愛情全開 韓ドラ定番の急展開も
デヨン(ユン・バク)とホンラン(コン・ソンハ)の恋の行方は?
デヨンに好意を持つホンランが、デヨンの顔を「追い詰められた鹿みたいで可愛い」というセリフがあるのだが、どこかいつも困っているかのように見えるユン・バクの雰囲気を言語化した上手い表現だと思わずクスリとさせられる。さらにデヨンが、思春期の中学生の娘を育てる中で、ブラジャーのことで悩むなど、シングルファーザーとして直面する戸惑いをユン・バクが好演している。また、ホンランの悩みをデヨンがサポートしたりと、サブカップルの恋の行方からも目が離せないところだ。 デヨンとジョンウの関係性も、ハヌルとジョンウにおとらないケミを見せるブロマンスぶりだ。それもそのはず、パク・ヒョンシクとユン・バクは、2014年『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』で兄弟役を演じており、本作でも、大型犬と子犬がじゃれ合うように兄弟げんかの延長のような関係性を見せている。 ジョンウとハヌルの恋も順調で、互いの抱える問題も解決に向かっていく中、ふたりの先輩ミン・ギョンミン(オ・ドンミン)の怪しい行動が明らかになっていく。ジョンウは、過去に、ギョンミンからお酒に混ぜて睡眠薬を飲まされたことを思い出す。当時は、曖昧な記憶だったが、デヨンからギョンミンが粉末の薬を持ち歩いていたことを聞き、確信に至る。一方、ハヌルは警察で、ジョンウを襲った犯人が映った映像を見て驚く。 ジョンウのPTSDは、快復したように見えるが、医療事故の全貌はまだ明らかになっていない。物語の序盤から怪しいのがギョンミンだ。ハヌルに悪意のある行動を取り、ジョンウにも睡眠薬を飲ませたりと、恐ろしい行動を取ったことが明かされた。物語は残すところ4話。ここから医療事故の全貌へと迫っていくのだろうと思いきや、第12話のラストでは、韓国ドラマあるあるの急展開となった。ここからハヌルとジョンウがどうなっていくのか、物語の全貌と2人の今後を見守っていきたい。
にこ