《2シーズン連続40ゴール》と35歳の点取り屋が止まらない アルゼンチン代表でプレイしたことのないカノの実力
今年はリベルタドーレスで爆発
11月5日に行われたボカ・ジュニアーズとのファイナルを2-1で制し、今年のリベルタドーレス王者になったフルミネンセ。 そのチームを最前線から引っ張ったのが35歳のアルゼンチン人FWヘルマン・カノだ。 カノは決勝のボカ戦を含め、大会得点王となる13ゴールを記録。とんでもない暴れぶりでフルミネンセを優勝へと導いた。 その勢いは国内リーグでも継続されており、カノは11月23日のサンパウロ戦、26日のコリチーバ戦、29日のサントス戦と3試合連続で得点を記録。これでカノの今季総得点数は40に到達した。 カノは昨季もシーズン全体で44ゴールを挙げており、これで2シーズン続けてシーズン40ゴールに達したことになる。 昨季の場合は44ゴールの半数以上を国内リーグで挙げており、その合計は26ゴールだ。一方で今年はリーグ戦得点数こそ10ゴールと伸び悩んだが、リベルタドーレスで爆発。カノは35歳を迎えている大ベテランのFWだが、今年はリベルタドーレス制覇を含め今が全盛期と言っても大袈裟ではないか。 これだけの成績を残しながらアルゼンチン代表でプレイしたことがないというのが驚きだが、カノは今季も南米で得点を量産している。
構成/ザ・ワールド編集部