巨人が契約更改開始 京本真は40万円増 自主トレは大勢に弟子入り「人として尊敬。自然と自分もやる気になる」
巨人が1日、契約更改をスタートさせた。支配下選手の先陣を切った京本真投手(20)は東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、40万円増の年俸460万円でサインした(金額は推定)。 【写真】メジャー挑戦の巨人・菅野智之がスーツ姿で阿部監督らにあいさつ 大分・明豊高から入団3年目の今季は、189センチの長身から投げ下ろす直球を武器に開幕前の3月に支配下登録された。1軍では4試合に救援登板して防御率3.60。2軍では先発として経験を積んだ。「いい悪い、はっきりした年。勉強をさせていただいた一年間でした。先発になっても5回を超えても出力が落ちなくなっているのも中継ぎの出力(球速)の出し方の練習の成果だと思う。来年に向けていい状態でスタートを切れそう」と手応えとともに振り返った。 今オフはオーストラリアのウインターリーグに秋広、山田とともに派遣される。来年1月の自主トレは昨年までと同様、チームメートの大勢に弟子入りする。「大勢さんは人として、今まで出会ってきた中で尊敬する方。大勢さんと一緒に野球をやっていたら自然と自分もやる気になる。キツいトレーニングも楽しいと思ってしまうほどの明るさがある。自分が来年活躍するために必要だと思い、お願いさせていただきました」と、陽気でストイックな守護神のもとで猛練習を積む。先発投手として挑む来季を見据え「1軍ローテに定着してケガしない。2連覇に貢献できるように食らいついていきたい」と意気込んだ。