芸舞妓ら70人、そろいの浴衣で芸上達祈る
京都の花街・祇園甲部の芸舞妓(げいまいこ)らが芸の上達と無病息災を祈る「みやび会お千度」が5日、京都市東山区の八坂神社であり、浴衣姿の約70人が参拝した。 【画像】京都府
京舞井上流五世家元・井上八千代さん(67)の門下生でつくる「みやび会」が、祇園祭の期間に行う恒例行事。本殿の周囲を3周すると1000回参拝したことになるとされる。
京都市では午前中から30度を超え、白地に藍色の朝顔が描かれた浴衣を着た芸舞妓らは時折汗を拭い、本殿の周囲を巡った後、おはらいを受けた。井上さんは「夏を無事に過ごし、技芸の向上に精進したい」と話した。