自宅を襲撃されたドレイク（ロイター）.

　人気ラップアーチストのドレイクの自宅が3日間で2回も不法侵入者に襲われた。米ニュースサイト「TMZ」が9日に報じた。 　トロント警察によるとカナダ・トロントのドレイクの自宅に現地時間9日午後3時30分ごろ、敷地内に何者かが不法侵入していると警察に通報があった。不法侵入者は警察が到着する前に警備員と口論になり、何かしらの接触に行為により病院に運ばれたという。ウェブ上では救急車がドレイク宅に到着した映像がアップされて騒動となった。 　ドレイクの自宅は7日にも、不法侵入者により警備員が銃撃されたばかりだった。トロント警察によるとドレイク宅の警備員は門の外で勤務していた7日の午前2時に銃撃されたという。銃撃が発生した際にドレイクが自宅にいたかは不明。警備員は重傷を負い、現在も入院中だという。 　7日の銃撃事件は監視カメラに記録されており、容疑者は発砲直後に現場から逃走した模様。トロント警察は最近の人気ラップアーチスト、ケンドリック・ラマーとの確執がきっかけとなった可能性があるかという報道陣の質問に対して、動機を特定するにはまだ時期尚早であるとの見解を示している。 　TMZは2度目の不法侵入発覚後にドレイクの広報担当者にコメントを求めたが、正式な声明は出されていない。