【陸上】来年のU20世界選手権や26年世界クロカンの開催日時が承認 世界リレーのファイナル進出国はパリ五輪のシードレーン獲得へ
12月8、9日にモナコで開かれたWA(世界陸連)評議会での決定事項が発表され、競技会日程や、2030年までの事業計画を推進させるためのワーキンググループ設置などが決定された。 パリ五輪はロシア、ベラルーシの出場なし 世界陸連コー会長が中立選手でも参加認めず 2024年から2026年にかけて行われる世界大会の会場と日時が承認され、世界競歩チーム選手権はトルコ・アンタルヤで2024年4月21日に開催。ペルー・リマで行われるU20世界選手権は2024年8月27日から31日の4日間での実施となる。 今年、ハーフマラソンに加えて1マイルなどの種目が加わった世界ロード選手権は2025年9月26日~28日の3日間、米国・サンディエゴを舞台に行われ、26年の世界クロスカントリー選手権も米国のタラハシーで1月10日の開催が決まった。 また、パリ五輪のリレー種目の出場国は来年5月の世界リレーの上位14ヵ国に与えられることが決まっていたが、決勝に進んだ上位8チームは五輪の予選ラウンドでシードレーンに入ることも新たに承認されている。 このほか、世界陸上選手権で1回の交代が認められている男女混合4×400mの交代規定が、WAシリーズ全大会に適用されることや、アンチ・ドーピング規則の強化などが承認された。
月陸編集部