女性が「家賃が予算超えでも妥協したくない」設備条件は? 3位には「エアコン付き」、2位「2階以上」
株式会社CHINTAI(東京都港区)は、このほど「女性のお部屋探し」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、家賃が予算を超えそうな場合に諦める設備条件は「家具家電付き」、一方、「家賃が予算を超えても妥協したくない」と思う部屋の設備条件は「バストイレ別」がそれぞれ最多となりました。 【ランキングを見る】妥協したくない設備の1位は? 調査は、全国の女性1084人を対象として、2024年4月にインターネットで実施されました。 まず、「将来は賃貸と持ち家のどちらに住みたいですか」と尋ねたところ、「賃貸」が38.0%、「持ち家」が36.7%と、僅差で将来的に「賃貸」に住みたいと考える女性が多い結果となりました。 「賃貸」を希望する理由としては「固定資産税がかからない」「維持費が必要ない」といった経済的な負担を避けたいという意見が目立ったほか、「ご近所トラブルがあった際にすぐ引っ越せる」という賃貸ならではの柔軟性も理由として多く挙げられた一方、「持ち家」を希望する理由では「安心感がある」「憧れがある」といった理由が多く見られました。 また、「引越し先の街を選ぶ際、最も重視する項目」については、「治安の良さ」(57.9%)、「大きめのスーパーがある」(45.1%)、「通勤・通学のアクセスが良い」(43.3%)などが上位に挙がり、安心して暮らせる環境や生活の利便性を重視する傾向がみられました。 続けて、「現在、理想通りの街に住んでいますか」と尋ねたところ、全体の50.3%が「ほぼ理想通りの街に住んでいる」と回答。一方、「あまり理想に沿った街ではない」と感じる人が23.3%、「理想通りの街に住めていない」は10.7%となり、女性の約3割が現在住んでいる街に対して何らかの不満を抱いている結果となりました。 次に、「家賃が予算を超えそうな場合に諦める設備条件」を聞いたところ、1位「家具家電付き」(14.0%)、2位「オートロック」(10.5%)、3位「宅配ボックス」(10.4%)、4位「追い炊き機能」(9.1%)という結果になり、街選びの際は多くの女性が治安を重視する一方、設備に関しては家賃とのバランスを考えて「オートロック」の優先度をやや下げる様子がうかがえます。 他方、「家賃が予算を超えそうな場合でも妥協したくない」と思う設備条件では、「バストイレ別」(42.5%)がダントツに。以下、2位「2階以上」(9.8%)、3位「エアコン付き」(6.6%)、4位「室内洗濯機置き場」(5.4%)がランクインし、日常生活の快適さを求める女性が多いことがうかがえる結果となりました。
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