台湾文化発信する「TAIWAN PLUS」、5月に京都で開催 府知事「交流促進に期待」
(台北中央社)台湾の文化を発信するイベント「TAIWAN PLUS」が5月に京都府で開催されるのを前に、主催する非政府組織(NGO)中華文化総会(文総)の江春男副会長は27日、京都府庁で西脇隆俊府知事と面会した。西脇氏は、イベントで日台の交流を促進できればと期待を示した。 イベントは2018年に始まり、新型コロナウイルスによる休止を経て5回目。過去4回はいずれも東京都で開催された。例年行われているマーケットや台湾のアーティストによる音楽公演などの他、今回はイベントの幅を産業交流にまで広げる。府などが共催する。 西脇氏は、イベント当日はきっと盛り上がるだろうとし、参加した京都の人々の台湾に対する理解がより深まることだろうと言及。産業交流活動が京都の産業を後押しするきっかけになると期待していると述べた。 江氏は府の共催に感謝を示した上で、文化や芸術、農業、経済でさらなる交流を促進したいと表明。イベントには台湾で最も精力的で創造力があるパフォーマンス団体が集結すると語った。 5月11日と12日の2日間、京都市勧業館みやこめっせで開催される。 (編集:田中宏樹)