イングランド代表で出場経験のないワン=ビサカにDRコンゴ代表がアプローチ
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカがコンゴ民主共和国代表に鞍替えする可能性があるようだ。23日、『The Athletic』が報じている。 同メディアによると、コンゴ民主共和国の代表チームは来年開催されるアフリカネーションズカップに向けて、ワン=ビサカの招聘を試みているという。もしも選手本人がこの提案を受け入れれば、マンチェスター・ユナイテッドは来年1月13日から2月11日までの間このサイドバックを失うこととなる。 ワン=ビサカはイングランド生まれであるもののコンゴ民主共和国にルーツを持ち、同国のU-20代表として2015年に1試合に出場した経歴がある。その後はイングランドのU-20とU-21代表としてプレーした一方で、イングランドA代表デビューの経験はない。 2019年9月には、ギャレス・サウスゲート監督によってEURO2020予選を戦うイングランド代表に招集されたものの、背中のケガを理由にチームから離脱していた。A代表で出場経験のないワン=ビサカは、ルーツのあるコンゴ民主共和国の代表チームでプレーする資格がある。 マンチェスター・ユナイテッドはこの期間他にも、カメルーン代表GKアンドレ・オナナやモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトらを欠くことが予想されている。今シーズン苦しい戦いを強いられている名門にとって、中心選手の離脱は大きな試練となる。
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