【衆院選】「裏金」自民非公認の下村博文氏＆高木毅氏らが落選確実 萩生田光一氏は接戦／一覧
衆院選は27日、投開票され、自民党の派閥裏金事件を受け、無所属での出馬となった旧安倍派幹部の萩生田光一氏ら12人のうち、出馬した9人に審判が下った。裏金事件での逆風が収まらない中、厳しい戦いとなった。 【写真】“秒で”落選確実になった裏金処分対象議員も ▽下村博文氏（元文部科学大臣＝東京11区）落選確実 ▽西村康稔氏（元経済産業相＝兵庫9区）当選確実 ▽高木毅氏（元国対委員長＝福井2区）落選確実 ▽三ツ林裕己氏（元副内閣相＝埼玉13区） ▽平沢勝栄氏（元復興大臣＝東京17区） ▽萩生田光一氏（元政調会長＝東京24区） ▽中根一幸氏（元内閣府副大臣＝埼玉6区）落選確実 ▽小田原潔氏（元外務副大臣＝東京21区） ▽細田健一氏（元経済産業副大臣＝新潟2区）落選確実 裏金議員らへの対応を巡り、自民は小選挙区で旧安倍派11人と旧二階派1人の計12人を非公認と決定。他に3人が比例からの出馬を辞退した。12人はいずれも比例代表には重複立候補できず、小選挙区で敗れれば落選。無所属候補は党から公認料など選挙資金の支援が得られず、選挙運動でもテレビやラジオの政見放送に出られないといった制約を受けた。自民は非公認でも当選すれば、原則として選挙後に追加公認する方針としていた。一方、西村氏と三ツ林氏については、公明党が推薦し、論議となっていた。
