イチロー氏、高校生からの手紙は封筒まで大事にタンスへ保管「ずっと持っておきたい」10校指導
TBSは22日、「情熱大陸 2夜連続スペシャル」で、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)を特集し、同氏の人情深い一面を放送した。 イチロー氏は現役引退翌年の20年2月に高校生、大学生の指導に必要な学生野球資格を回復。智弁和歌山や国学院久我山(東京)、宮古(沖縄)など10校の直接指導に当たってきた。自宅のタンスには、選手たちからの感謝の手紙や色紙を封筒まで大事に保管している。「ハサミで必ず切るんです。だから無造作に切ってあるモノはひとつもないはずです。ずっと持っておきたい」と誇らしげに語った。 今年の夏は最初に指導した智弁和歌山の甲子園に熱中。霞ケ浦(茨城)戦をライブ配信で見つめ、0-3の8回に2本の本塁打で同点とすると、「ウォーーー! やったよ! そんなことある?」と頭を抱えていた。智弁和歌山は延長11回の末、4-5で敗退。シアトルの現地時間は午前0時を超えていたが、イチロー氏は悔しさに顔をしかめた。