防災備蓄品セットの「ぼうさい支援袋」販売 一部を能登半島地震の義援金に 福島大校友会
福島大校友会は1日、福島市の学内にある生協購買店(Re;act)で防災備蓄品をセットにした「ぼうさい支援袋」の販売を始めた。学生を対象に1袋300円(税込み)で販売し、そのうち200円を能登半島地震の義援金に充てる。 学生の防災意識向上を図り、被災地支援につなげようと初めて企画した。支援袋には保存食や飲料水、ウェットシートなど1500円相当の備蓄品を入れた。 販売初日に学生が訪れ、支援袋を買い求めた。人間発達文化学類3年の川越椋太さん(21)は富山県高岡市の実家に帰省中、被災したという。「地元で大きな災害に遭ったことがなく、防災の大切さを実感した。被災地復旧に役立ててもらいたい」と話した。 支援袋は22日まで計300袋販売し、義援金は日赤を通じて現地へ送る。