よさこい祭りの開幕がいよいよ二日後にせまってきました。お祭りムードが高まってきましたね。県内では着々と準備が進んでいます。 川辺世里奈アナウンサー： 「午前11時手元の温度計は35度を示しています。この暑さの中、地方車の製作作業が行われています」 よさこい祭りで踊り子たちを先導する地方車。高知市にある「ぢばさんセンター」の駐車場では8月3日から10台の組み立て作業が始まっています。 8月7日の県内の最高気温は四万十市江川崎で38.1度、中村で35.9度、香美市大栃と梼原で35.7度など6地点で猛暑日になりました。 気象情報会社ウェザーニューズによりますと、よさこい期間中も高知市は34度前後と厳しい暑さが続く見込みで熱中症に注意が必要です。 7日はチーム名が描かれた看板が取り付けられました。 白土建築工房代表取締役・白土圭志さん： 「テントが張ってありますけどなかなか暑いですね。（踊り子たちが）一生懸命やられてるんで、私どももちょっとでもお手伝いできたらなと。一緒に頑張りたい」 こちらは「JR四国踊子隊」の地方車。観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」が描かれています。 川辺アナウンサー： 「こちら地名が書かれているんですが、なんだか分かりますか？佐川、伊野、旭、高知、後免…実はこれJR土讃線（一部、予土線）の駅名なんです」 作っているのは木造住宅や神社仏閣を手掛ける「白土建築工房」です。柱には県産のヒノキを使用。カンナで丁寧に削って艶を出しています。特別に上らせてもらいました。 川辺アナウンサー：「広いですね。すごい、こんな感じなんだ。どれくらい高さがあるんですか？」 白土建築工房・白土大志専務：「3mくらい上がってると思う。3畳くらい大きさは」 建築の技術はこんなところにもー 白土建築工房・白土大志専務： 「角が立ってない。手で触っても痛くないように作っているというところと、デザイン面で”えぐり”で丸くしているのが特徴です」 車に音響や照明を設置し、地方車が完成。祭りでは地方車の細部までチェックしてみてくださいね！ 白土建築工房・白土大志専務： 「てまひまをかけているのが自信と誇りですね。チームの顔となるように作り上げたので、そういったところを見てもらいたい」