インフルエンザ流行期入り 長崎県内77人 既に3校で学級閉鎖 予防呼びかけ
長崎県は17日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。手洗いや手指消毒、換気などによる予防、せきエチケットへの心がけなどを呼びかけている。 7~13日の1週間で、県内の70定点医療機関の報告数が77人(前週比17人増)に上った。1定点当たりが流行開始の目安である1人を上回り、1・10人(同0・24人増)だった。 年代別で見ると、10歳未満が全体の4割以上。保健所管内別では、長崎が最多の2・76人。佐世保1・18人、県南0・75人などと続いた。 県によると、今シーズンでは、既に県内3校で学級閉鎖などの休業措置があっている。ワクチンは効果が出るまで一定期間必要のため、県は「流行期に入り、今後感染が広がることを考えると希望者は早めの接種を検討してほしい」としている。