藤井聡太七冠(21)同学年対決で敗れる 師匠の杉本昌隆八段「私にも2つ下に羽生さん 1つ下に村山聖九段が…」としみじみ
■1つ下の村山聖九段に負けると「めちゃくちゃ悔しかった」杉本師匠 (大石キャスター) これね、14歳で藤井さんはプロになりました。一方で伊藤さんは17歳だった。伊藤叡王の師匠の宮田さんは「遅かったな」と言っていました。もっと早くプロになれたはずだろうに藤井さんに3年遅れたと。だからそういう意味では藤井さんに対しては「何とか…」という思いが強かったんじゃないか、という話もしていました。 (師匠の杉本八段) そうですね。17歳で四段とは、むしろ早い方なんですが、14歳という人がいると、そうに思えてしまいますけれどもね。でも棋士になってからの戦いというのは長いですよ。 (若狭キャスター) 杉本さんも同学年、同世代の棋士は意識したものですか? (師匠の杉本八段) 意識しましたね。私の2つ下の年齢が羽生善治さんなんですね。1つ下が亡くなられた村山聖九段でして、村山さんとは同じ関西でしたから、奨励会時代はライバル関係でよく将棋を指して、やっぱり負けるとめちゃくちゃ悔しかった覚えがあります。やっぱり20代前半とかすごく意識してました。 (若狭キャスター) そうかこの年齢だからこそ、より同世代を意識する… (師匠の杉本八段) 10代、20代の頃というのはかなり意識するものだと思いますよ。 (大石アンカーマン) 同い年っていうことで言えば、羽生さんね、7つのタイトル時代に全冠制覇しましたが、その羽生さんの同い年のライバルって、森内俊之九段という方がいらして、竜王、名人も取った本当強い方ですけれど、やっぱり同い年にいるっていうのも 違うんですかね? (師匠の杉本八段) そう、やっぱり年齢が一緒ということで、かなりやっぱりお互い意識することが多かった。とくに追いかける伊藤さんの方が意識は強かったと思います。
CBCテレビ