治安面で復興支援 福島県警特別警ら隊、浪江で出動式
福島県警本部災害対策課特別警ら隊の出動式は１７日、双葉署浪江分庁舎で行われた。全国から県警に特別出向している警察官らが、被災地の復興を治安面から支える決意を新たにした。 隊員は北海道や兵庫県などの１７道府県警、皇宮警察から出向した４６人。東京電力福島第１原発事故に伴う避難区域の警戒や、行方不明者の捜索に当たる。 式では県警本部災害対策課の黒田繁課長が「復興には県民の安全安心の確保が欠かせない。最善の努力をお願いする」と訓示した。吉田栄光町長が激励した。泰楽（たいらく）雅隊長が出動申告し、パトカー１０台がパトロールに向かった。
