岩田剛典、物語のキーマン・緋山役は「表情だけでストーリーをつなぐ役目なので難しかった」『アンチヒーロー』インタビュー
◆朝ドラの役とのギャップに反響も大きかったと思いますが、ご自身はどう捉えられていますか? たまたまオンエアがかぶったので、視聴者の方は混乱してしまうかもしれませんが、全然違う役どころなので。ですが、同じ時期に真逆の役ができたというのは自分にとってすごくラッキーなのかなと思います。 ◆作品の全体としての魅力は? 作品の魅力は、重厚な脚本です。脚本が面白いというのが作品の良しあしを決める一番大きな要素になってくるとも思うので、まずはそこが盤石であることが、視聴者の皆さんの満足度につながっているのかなと思います。あとはすごく撮り方が丁寧だなと感じていますし、あとは上がってきた映像が映画っぽい質感になっていて、そこも好きです。第2話の上映会で映画館のスクリーンで流れたのを見て、その時に感じました。 ◆ここまでの放送で、“追いアンチ”してほしいところはありますか? 物語の理解度を高める上で、何度もご覧になっていただくことはとても重要だと思っています。きっと何度見ても気づけないところもあると思いますが、この先各キャラクターが話をまたいでシンクロしていくんです。5話で緋山が登場したこともそうですが、ただ登場したわけではなく、全部これからのことにつながっていくんです。それは緋山の事件の裁判だけではなくて、この先も全てつながっていくので、最後までご覧になっていただけると、ほかでは得られない満足度がある作品だと思います。
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