「ドクターY」3年ぶり〝開業〟 勝村政信主演の「ドクターX」スピンドラマ、なにわ男子の西畑大吾と及川光博が参戦
俳優、勝村政信(61)が主演するテレビ朝日系「ドクターY~外科医・加地秀樹~」の3年ぶりの新作が11月30日午後9時から放送されることが30日、分かった。米倉涼子(49)主演の大ヒット作「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフシリーズで、なにわ男子の西畑大吾(27)と俳優、及川光博(55)が初参戦。17日に76歳で死去した俳優、西田敏行さんにとっては同局最後の出演ドラマとなった。 盤石布陣で3年ぶりでも〝失敗しない〟!? 大好評シリーズが帰ってくる。 「ドクターY」は、12月6日公開の劇場版をもってシリーズ完結となる米倉主演の大ヒット作「ドクターX」のスピンオフドラマ。群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹(勝村)を主役に据えた物語で、2021年放送の「ドクターX」第7シリーズと劇場版をつなぐ作品となる。 新作では所属する東帝大学病院のお使いでシンガポールを訪れるも、ギャンブルでボロ負けし借金地獄に突き落とされた加地が、傍若無人な医学生にボロクソにされてしまうというかつてない受難の日々を描く。60歳になった昨年、同作の撮影に臨んだ勝村は「還暦を迎えた後も『ドクターY』をやらせていただけるなんて感慨深い。夢のようです」と喜んだ。 新キャストとして成績トップも態度が最悪の医学生、練役のなにわ男子・西畑と、練の父役の及川の参戦も決定。2人の新戦力に勝村は、「西畑君は器用で芝居が上手だし、人当たりもいいし、好青年だし…もう言うことがない人。ミッチーは本当に美しくて華のある王子様で、できないことはないですから」と期待を寄せた。 また、同作には米倉や内田有紀(48)など豪華な「ドクターX」ファミリーが特別出演。腹黒さをもちながら、愛嬌があり憎めない病院院長・蛭間重勝役を演じた西田さんも出演しており、同局ラスト出演ドラマとなった。 同局は西田さんの訃報を受け、22日に追悼番組を放送。その中で、米倉は「蛭間重勝と大門未知子として真っ向勝負出来たことは私の一生の宝物です」と感謝し、勝村は「西田さんと出会えて、本当に幸せでした」とコメントを寄せていた。