勝村周一朗が木髙イサミとのSOG世界無差別級王座戦に意気込み「シングル、タッグと2本のベルトを持ってたらかっこいい」【ガンプロ】
ーー過去タッグで数回しか対戦機会がないそうですが、多くの情報はないと思います。手探りのまま行きますか、それとも映像などでじっくり研究されて行きますか? 「ある程度は研究するけど、イサミさんはいろんなスタイルを持ってると思うので、逆にイサミさんがどのスタイルで戦いを仕掛けてくるかというワクワク感があります。出たとこ勝負みたいなところはあります。対策を練っても、何パターンも持ってると思うんで。戦い方の幅が広いんで、どのパターンで来るのかが楽しみです」 ーーこれが2度目の挑戦になります。前回、ジャクソン選手に挑戦したときは体格が違いすぎて決められない関節技もありました。今回は体型的には変わりないですし、その辺の心配はないですよね? 「ハイ。前回のときほど戦いにくさはないですね。ジャクソンのときはあれしようこれしようと、ある程度、的を絞って試合に挑んだんですけど。今回はそういう意味ではこうしなきゃいけないとか、これを決めてやるとかはないですね。いろんな技術の勝負ができると思います」 ーー最後はサブミッションで決められればベストですよね? 「そうですね。イサミさんの振り幅が武器だとしたら、僕は格闘技の技術というところを深くしたところでいくしかない。そこに振り幅で対抗してもしようがないんで、僕は僕の武器を研ぎ澄ますという感じでいきたいです」
ーーシングルのベルトが獲れれば、ガンプロでは史上初の2冠になります。まだ誰も達成していないことですし、初の2冠王はやってみたいですよね? 「初めて2冠になったらすごいですよね。なかなかできることではないと思うんで。そうそうチャンスが来ることではないし、2本のベルトを持っていたらかっこいいですよね」 ーーベルトが獲れた場合、自身が描くチャンピオン像はありますか? 「ベルトが獲れたら、ガンプロの強さの象徴なので誰が来ても、“やっぱ勝村強い”“ガンプロ強い”って思われるようにしないといけないし、よそにも出て強さをアピールしたい。初の2冠という意味では、ガンプロは月に1~2回しか興行がないので、他の選手からしたらチャンスが減っちゃう。今月はシングル、来月はタッグのタイトル戦って感じで。他の選手の挑戦機会が減って、タイトルマッチの回数が減ると申し訳ないので、2冠獲ったら、1日に2回防衛戦をしたい。シングルとタッグで。そんなの誰もいないって。セミでタッグ、メインでシングルの防衛戦やって。それで防衛したらかっこいい。シングルのチャンピオンになったら、それくらいの覚悟でいます」 ーー来年2月23日には、久しぶりに地元の横浜(ラジアントホール)で興行があります。ベルトを持って凱旋したいですよね? 「そうですね。ジャクソンに挑戦したときでしたから、去年の11月以来ですね。ベルト2本持ってリングに上がりたいですね。どちらかの防衛戦ができればいいんじゃないですか。いい挑戦者が現れてくれれば…」