現役京大大学院生タレント・冨田キアナ 夢は黒柳徹子との共演 大先輩のように「社会貢献をベースにできたら」
現役の京大大学院生でタレントの冨田キアナ(27)がこのほど、東京・木場のデイリースポーツに来社し、4月5日からスタートする生放送の経済情報番組、KBS京都「きょうと経済テラス~キュンと!」(金曜、後9・00)をフレッシュにPRした。京都出身で同局の海平和アナウンサー(36)とともに進行を務める。 冨田は、京都のさまざまな地域課題にスポットを当てていく番組の進行を担うことに「学生の目線を生かしてお届けしたい。今から楽しみです」と意気込み。地域に密着する形で京都を深掘りしていくことに「ワクワクしています」と胸を高鳴らせた。 同大学院では総合生存学部に在籍。「防災や災害関係をテーマに勉強しています。人の命を救うっていう、とても壮大なテーマなんですけど、少しでも貢献できたらなって思いまして」と説明し「この番組では経済について、たくさん勉強していきたいです」と力を込める。 中学生の時に作文で文部科学大臣賞を受賞。英ケンブリッジ大学大学院、エジンバラ大学大学院で修士号を取得した。ただ、学習塾に通った経験はないという。「子どものころから物事を学ぶのが好きだったので学校で教わったことの復習をメインにしてきました」とこれまでの学生生活を振り返った。 ミス・ワールド・ジャパン2021、2022のファイナリストに選出されたことをきっかけにタレント活動をスタート。現在は、東京と京都を新幹線で行き来する生活を送るが「ひたすら論文を読んでいます」と明かした。 学業や研究、イベント出演など多忙な日々の主な息抜きは水族館という。「年間パスポートを持っています。子どものころから生き物や動物が大好きなんですが今は家で飼えないので。家でひたすら動物のYouTubeを見ています。パンダを見に動物園に出かけるのも楽しくて、楽しくて」。 憧れの有名人にはタレントの黒柳徹子(90)を挙げ「司会もされていて、ユニセフの親善大使もされていて。いろんな所で社会に貢献されているので。もう最高峰の目標です」と目を輝かせる。黒柳のYouTube動画にも夢中だと話し「ファストファッションや若者の文化も取り入れられてるところを見ると、やっぱり素敵だなって。いつか共演させていただくのが夢です。私も最終的には社会貢献をベースにできたらなと思っていますので。見ていただいた人への影響を意識しながら活動していきたいです」と展望を語った。 女優業への意欲も明かし「日本の歴史をテーマにしたような作品に出たいです。一番好きな時代は明治ですが、やっぱり昔の時代の所作や風習に興味があるので。たくさんの着物も着てみたい」と、未来に向けて大きく夢をふくらませていた。 ◆冨田キアナ(とみた・きあな)1996年8月24日生まれ。東京都出身。ミス・ワールド・ジャパン2021、2022ファイナリスト。ケンブリッジ大学修士号、エジンバラ大学修士号取得。京都大学大学院に在学中。趣味はマージャン、香水集め。特技は、作文(文部科学大臣賞受賞)、書道(文部科学大臣賞受賞)、英語(IELTS 8.0)など。